【イベントレポ】ハイパーリバ邸で肉会を主催したら飲食業への考え方が大きく変わった

「肉会」
それは肉好きが集う肉の宴。

今回は「ハイパーリバ邸」とコラボさせていただきました！

1 肉会ってなあに？
2 お肉を食べる、その前に
3 いざ、実食
4 飲食イベントを主催して感じたこと
- 4.1 飲食業の新しい可能性
- 4.2 店はなくても店は出せる
5 まとめ

肉会ってなあに？

「うまい肉を食い、語らい、元気になれる場所」

ボクは8年程、焼肉屋で働いています。
やってて感じるのは、焼肉ってやつは食べる人を選ぶ料理。

病気の人はまず食わないし、元気のない人もあんまり食べる気にならない。
これから何かに挑戦するために気合いを入れたい人や、何かを達成したあとに打ち上げ的にお祝いしたい人など、エネルギッシュな人に好まれる料理です。
焼肉屋やっててよかったなーと思うのは、そんなハレの場面でハッピーな気持ちの人に出会うことが多いこと。

「肉食って元気出そうぜ！」みたいなセリフ、よく聞きますよね？

これってさぁ、肉に応援されたいってことやんなぁ。

てことはですよ。
「焼肉」って「人を応援する料理」なんちゃうかな、と！

応援といえば、ワタクシ。

ただの肉会ではオモロないので、応援団として学ランで参戦いたしました。

肝心のお肉の方は、お世話になっている業者さんに依頼。

最高級松阪牛（まつさかうし）！！

これで準備は万端である。

お肉を食べる、その前に

どうせなら食べる前に肉についてのお勉強。

ちょっと知っているだけでこれから食べる肉の味が変わりまっせ！

肉会＠ハイパーリバ邸、六角さんによる開幕前の牛肉講座。学ラン懐かしいなー。 pic.twitter.com/SoQwwFjGeq

— パラベル (@parabell_life) 2017年1月29日

国産牛と輸入牛の違い、和牛の分類、黒毛和牛の歴史など、うまい肉を選ぶ時に必須になる知識をお話しさせていただきました。

いざ、実食

しゃべってばかりでは暴動が起こりそうなので、そうそうに切り上げて肉会スタート！

#ハイパー肉会
始まったよー！！！ pic.twitter.com/JX8pr3rJdQ

— 鳥巣愛佳@エアロビのお姉さん (@aikaearo) 2017年1月29日

本日のメニューは「焼肉」と「松阪牛とホルモンのすき焼き」

焼肉はわさびで食べてもらって、肉の味をシンプルに感じてもらう。

そして、すき焼きでは肉と野菜からしみ出してくる旨味を一滴残らず煮込んでいく。

これが… pic.twitter.com/PowuzkuqEk

— パラベル (@parabell_life) 2017年1月29日

こうなる！ pic.twitter.com/zeQfEG2VP8

— パラベル (@parabell_life) 2017年1月29日

焼肉もすき焼きも、ボクにとってはずっとごちそうだったから、ここまで贅沢な材料で作らせてもらえるのはホンマありがたいことやなぁ。

うまいもんは人を元気で幸せにしてくれる。

飲食やってて、そういう人たちの姿を見られること程、うれしいことはないんです。

飲食イベントを主催して感じたこと

飲食業の新しい可能性

飲食業は過酷な長時間労働が当たり前だとよく言われます。

確かに、そういう部分は否定できないですが、それって結局、今までの考えにとらわれているだけなんかなって。

だって、今日ボクがやったことって、肉屋に肉の発注をして、八百屋で野菜の買い出し。
仕込みも切るだけだから1時間もかからないし、買い出しから合わせても実働約2時間。
あとはちょっと勉強会的なことしゃべってから、鍋作ったぐらい。

やってることは毎日店での業務とあんまり変わらんけど、仕込みから閉店までやるより拘束時間はよっぽど短い。
しかもお客様は自分のことに興味を持って来てくれてる人たち。
本当に来てくれるか分からないみたいな心配をする必要がないので、楽しませることに集中できる。

それでも、参加料をいただいているので、ちゃんと飲食業として成立しているわけで。
これってけっこうすごいことなんじゃないの？

いつもは店でお客様を出迎える待ちの営業だけど、今日はお客様の集まる場所にこっちが出向いておもてなしする攻めの営業。
初めての試みだったけど、すげー面白かった。やっぱ飲食って色々なやり方があっていいんだよなー。#ハイパー肉会 pic.twitter.com/aVAX51T2hy

— 六角人@団長P (@rokkakujizo) 2017年1月29日